浄水器の正しい使い方

浄水器とは水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタン、細菌、カビ臭、カルキ臭などを取り除いて、飲料や料理に安心して使うことができる水を提供してくれるものです。毎日使う水を安心して使える水にしてくれる浄水器ですが、正しい使い方をしないと十分な効果を得ることはできませんから、正しい使い方を知っておくことが大切です。まず浄水器は水道水の残留塩素を取り除く働きがあります。そのため浄水された水は殺菌力がなくなりますから、浄水した水は早めに使うことが大切です。

水道水を使う際に浄水器を通すとカートリッジに取り除いた汚れなどが溜まっていきます。料理や飲料水として使うときは浄水が必要ですが、食器などを洗う際にも浄水しているとカートリッジの交換時期が早くなってしまいます。飲用などに使うときには浄水コックに、食器洗いの時には原水コックに切り替えるなどコックを用途に合わせて使い分けるようにしましょう。また朝一番に使うときには10秒ほど水を流してから使うようにしましょう。

そうすることで給水管に残った水や前の晩の最後に使用した浄水器の出口付近の滞留水を流すことができ、細菌などを外に流しだすことができます。カートリッジの交換時期の目安などは説明書などにも記載されてはいますが、各家庭での水の使用量や水質、地域などによってもカートリッジの寿命は違ってきます。目安とされる期限よりも早めに交換するようにすることで、毎日安心して水を使うことができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*