最近は、浄水器を使用する家庭も少なくありません。浄水器を使う上で、どのような点に注意を払うと良いのでしょうか。まず大切な一つの点は、浄水器で出した水はできるだけ早く使用しなければなりません。その理由は殺菌力が非常に弱くなっているからです。
水道水の場合には殺菌するために塩素が入れられています。浄水器はその塩素を取り除く働きをします。いわばその水は、生の水と表現することができます。つまり腐りやすいといえます。
ですから、出した水はできるだけ早く使うようにしましょう。また、朝一番に使う水は使用を避け、流すようにします。おおよそ10秒ほど水を流すならば大丈夫といえるでしょう。なぜそのようなことをする必要があるかといますと、それは、長い時間使わなかったことによって発生してしまった細菌を外に流すためです。
そうすることによって安全を保つということができます。カートリッジを早めに交換することにも注意を払うようにします。カートリッジは、寿命があまり長くはありません。蛇口に直接付けるものであるならば、3ヶ月から8ヶ月が寿命と言われています。
据え置き型であるならば、1年くらいが交換の目安と言われています。もし交換時期を過ぎて使用するならば目詰まりを起こすことになりかねませんし、浄水器が故障してしまうこともあります。また、水そのものの質も落ちてしまうということもあります。そうした事態を避けるためにもカートリッジの交換は早く行うと良いでしょう。